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痴漢冤罪で弁護士がしてくれること|費用から逮捕後の流れまで
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痴漢冤罪で弁護士がしてくれること|費用から逮捕後の流れまで

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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もし、駅や電車内で痴漢を疑われたら、駅員室に同行せずに「自分はやっていない。今から弁護士を呼ぶので、弁護士が来てから話す」と伝えて弁護士が来るまでその場で待ちましょう。

 

また、弁護士が来る・来ないにかかわらず、被害を訴える相手から被害の内容や詳細について話を聞いておくことも効果的です。

 

この場合、スマホのボイスレコーダーアプリなどで相手の供述を録音しておきましょう。

 

なお、痴漢の被疑事実で逮捕されてしまった場合は、警察署で『当番弁護士』を呼んでもらうように頼むことができます。

 

【当番弁護士はこちらから】日本弁護士連合会|当番弁護士 連絡先一覧

 

この記事では、痴漢冤罪で弁護士を呼ぶ方法や、弁護士費用、痴漢冤罪の疑問、逮捕後の流れなどを解説します。目次から必要な項目をご覧ください。

 


今まさに痴漢冤罪を疑われている方へ
 
今すぐ弁護士を呼びましょう。駅員室に行った場合、現行犯逮捕となる恐れがあります。
 
逮捕されると起こりうることは…
実名報道される場合がある
前科がつく
最大23日間身柄を拘束され、仕事に影響が出る
 
一方、弁護士を呼ぶメリットは次の3点です。
逮捕を回避できる
冤罪である証明をしやすくなる
会社・家族にバレないで済む可能性がある
 
当サイトでは、お住いの地域から、痴漢冤罪に強い弁護士を探せます。
一刻も早く、ご相談ください

冤罪でも長期勾留される可能性があります

冤罪だからすぐ釈放されるだろうと待っていても事態は好転しません。まずは弁護士にご相談ください!

痴漢冤罪で間違われた場合にあなたがすべきこと

ご覧になっているあなたが「痴漢の冤罪で逮捕されそう」、あなたの家族が「痴漢冤罪で逮捕されてしまった」場合、迷わず弁護士を呼んでください

 

ここでは、弁護士の呼び方から、すでに弁護士がついているけど変更したい場合、会社への連絡などについて解説します。

 

弁護士を呼ぶ

「痴漢冤罪で逮捕されそう」「逮捕された」場合は弁護士を呼びましょう。あなたが呼べる弁護士は下記の2種類です。

 

あなたが呼べる弁護士2種類

呼べる弁護士

説明

呼び方

当番弁護士

逮捕から起訴までに1度だけ無料で呼べる弁護士

事件が起きた地域の弁護士会へ電話して呼んでもらう

逮捕された場合は、警察官に伝えて呼んでもらう

私選弁護人

あなたが自由に選べる弁護士

知り合いに紹介してもらう、インターネットなどで探す

 

刑事事件では、国が費用を負担してくれて、選んで派遣してくれる国選弁護人もいますが、国選弁護人は勾留されるまで選任されません。

 

痴漢の冤罪は一刻を争いますので、逮捕前であれば私選弁護人、逮捕後であれば当番弁護士を呼んで、的確なアドバイスを受けるべきでしょう。

 

当番弁護士を呼ぶ

逮捕から起訴までに1度だけ無料で呼べる弁護士が、当番弁護士です。通常は、逮捕された被疑者本人が警察官に「当番弁護士を呼んでほしい」と伝えることで、呼んでもらえます。

 

当番弁護士は無償で1回だけ接見に来てくれます。あくまで接見のみのサービスであり、そのままでは継続的な弁護活動を行うことができません。

 

そのため、当番弁護士に期待できるのは、取調べに関しての助言と、今後の流れについての説明に限ります。ただ、痴漢冤罪事件の場合、被疑者本人は逮捕されたことで相当に動揺し、不安を覚えるものです。

 

そのため、まずは弁護士と会って話を聞くだけでも意味があるといえます。

 

なお、当番弁護士が信頼できるのであれば、そのまま私選弁護人として契約することができますし、勾留された場合に被疑者国選弁護に切り替えて受任してもらうことも可能です。

 

もし、被疑者が弁護士のアドバイスを受けないまま不利な供述をしてしまい、供述調書にサインをしてしまえば、そのまま裁判で不利な証拠として使用される恐れがあります初動が重要です。

 

【関連記事】無料で簡単に呼べる当番弁護士は逮捕で困った被疑者の味方

 

私選弁護人を探す

私選弁護人は、知り合いから紹介してもらってもよいですし、インターネットなどで探すこともできます。

 

選ぶ際は、『刑事事件の実績がある』『不起訴〇件』『スピーディーに対応』といった事務所を選ぶとよいでしょう。

 

当サイト『刑事事件弁護士ナビ』に掲載されている弁護士なら、刑事事件を扱った実績があるため、スピーディーに対応してくれます。

 

お住まいの地域から探すことができますし、通話は無料ですので、とりあえずお電話ください

会社に連絡する

仮に痴漢冤罪事件で逮捕・勾留された場合、会社にどのように連絡するかは悩みどころです。

 

逮捕のみで勾留されなければ、身体拘束期間は最大でも72時間であるため、体調不良と言ってごまかすことも不可能ではないかもしれません。

 

しかし、逮捕後に勾留が決定された場合、身体拘束期間は10日以上に及びます。したがって、この間に出勤できないことについて、会社にどう伝えるかは慎重に検討する必要があります。

 

弁護士に相談すれば、この点の連絡についても事件の見通しを踏まえた的確な助言を得られるかもしれません。

 

【こちらの記事も読まれています】

刑事事件の流れ|重要な48時間・72時間・23日以内の対応

勾留とは|勾留される要件と早期に身柄を釈放してもらうための対処法

 

もしすでに弁護士がいる場合

「痴漢冤罪ですでに弁護士に依頼しているけど、今の弁護士が頼りなくて心配」とお考えであれば、別の弁護士への相談を検討してみてもよいでしょう。

 

一見ベテランに見える弁護士でも、刑事事件を扱った実績がない場合があります。また、国選弁護人が事務的でやる気が感じられないといったこともあるかもしれません。

 

もし、今の弁護士が「接見をしてくれない」「今後どうなるのか、どうすべきか説明してくれない」など少しでも不安に感じるのであれば、セカンドオピニオンとして、別の弁護士への相談も検討してみましょう。

 

『刑事事件弁護士ナビ』なら、刑事事件を扱った実績のある弁護士を掲載しています。無料相談を行っている弁護士事務所もありますので、ぜひご活用ください。

【関連記事】国が弁護士費用を負担する国選弁護人にはデメリットも多い

 

痴漢冤罪で直面する不利益と弁護士の弁護活動

ここでは、痴漢冤罪で直面する大きな不利益に対して、弁護士が行ってくれることを解説します。

逮捕直後の接見

弁護士に依頼することで、すぐに接見(面会)を行ってくれます。

逮捕から勾留決定までの72時間、逮捕されてしまった方は、外部との連絡はもちろん、ご家族との接見も許されません。

 

ご家族が接見するのであれば、最短で逮捕から72時間後となります。しかし、弁護士であれば逮捕直後から接見可能です。

 

また、逮捕直後の弁護士との接見は、取調べについての助言や、今後の流れの説明を受けることができます。

 

逮捕されてしまった方や、ご家族お互いの伝言も、本人に代わって伝えてくれます。

 

逮捕直後の接見は非常に重要

逮捕直後の接見は非常に重要です。弁護士からの助言を受けなければ、以下のような状況に陥る可能性があります。

 

  • 捜査官の厳しい取調べで、不利な供述をしてしまう
  • 不利な内容の供述調書にそのままサインをしてしまう
  • 長期の勾留や厳しい取調べに耐え切れず、やってもいない罪を認めてしまう

 

捜査官は捜査のプロで、被疑者の供述を簡単には信用しません。あいまいな供述をした場合、厳しい取調べで、捜査官が想定するとおりの供述を得ようとする傾向もまったくないとはいえません。

 

逮捕されてしまった場合、被疑者だけが慣れない刑事手続きで、孤独に戦わなければならなくなってしまいます。その時、法的な知識に基づいて被疑者と共に戦ってくれるのが、弁護士なのです

 

早期の身柄解放

前述したとおり、勾留された場合、10~20日身柄拘束をされる可能性があります。その結果、職を失うなどの大きな不利益が生じる恐れもあります。

 

弁護士に依頼することで、このような長期の身体拘束を回避するような弁護活動を期待できるかもしれません。

 

無罪の主張

被疑者が無罪を主張するのであれば、弁護士の助力は必須でしょう。

 

刑事事件で起訴された場合に無罪を勝ち取ることは極めて困難であることは有名ですが、それでも戦うのであれば、弁護士とよくよく相談しましょう。

 

会社への説明など

上記のとおり、長期間勾留されてしまった場合、職を失うなどの大きな不利益を被る場合があります。

 

弁護士に依頼した場合、事件の見通しを踏まえて、このような不利益を回避するための的確な助言を受けられるかもしれません。

 

痴漢冤罪の弁護士費用相場と費用を抑える方法

痴漢冤罪の弁護士費用相場

痴漢冤罪事件で無罪主張をする場合に、弁護士に依頼した場合の費用相場は、100~300万円程度かと思われます。これは、各弁護士事務所の料金設定や、犯行内容によって異なります。

 

ただし、冤罪のような『否認事件』の場合は、弁護士の職務上の負担も重いため着手金は高額となる傾向にあります。

 

また、実際に嫌疑不十分で不起訴となったり、判決で無罪を得たりしたような場合は、通常であれば得られない大きな利益を得たと評価できますので、成功報酬は相当高くなる可能性があります。

 

一般的に、痴漢を認めている『自白事件』の場合には弁護士費用は総額でも60~100万円程度と考えられています。

 

これと比較すると、無罪主張を前提に依頼した場合は弁護士費用がかなり高額となることがおわかりいただけると思います。

 

否認事件の弁護士費用が高額な理由

刑事事件では、検察が有罪立証確実である事件だけ起訴しているために、日本の刑事裁判の有罪率は統計上99%を超えるといわれています。

 

無罪を主張する場合、検察が有罪立証確実であると自負する証拠を打ち崩さなければなりません。そのため、多大な手間と費用がかかるために、費用も高額となる傾向があります。

 

痴漢冤罪などの否認事件で無罪を勝ち取るのは、非常に困難です。

 

そのため、弁護士に高額の支払いをしたからといって、確実に不起訴や無罪に持ち込んでもらえるということではありません。その点は十分に留意しましょう。

 

痴漢冤罪の弁護士費用を抑える方法

前述したとおり、痴漢冤罪の弁護士費用はかなり高額です。少しでも費用を抑える方法はこちらです。

 

  • 着手金0円や、弁護士費用の分割を受けている事務所を利用する
  • 勾留されている警察署から近い弁護士事務所を利用することで、弁護士の交通費を抑えることができる

 

【関連記事】刑事事件の弁護士費用相場|良い弁護士に出会う3つの方法

 

痴漢冤罪で逮捕された場合の疑問

ここでは、痴漢冤罪で逮捕された場合の疑問にお答えします。

前科がついた場合どうなるのか?

刑事裁判で有罪判決を受けると前科がつきます。一定以上の前科を受けたことで、職業資格を失ってしまう場合もあります(医師、弁護士、国家公務員など)。

 

また、前科があることで、海外旅行等の場合に事前申告が必要であったり、特別なビザが必要となるということもあります。

 

さらに、前科前歴のある人が再犯を行えば、ない場合と比べ重い罰則が科される可能性もあります。このように、前科がつくことで日常生活に大なり小なり影響が生じることはあり得ます。

 

【関連記事】前科と前歴の違い|知っておきたいその後の生活の影響度

 

逮捕された場合会社に連絡はいくのか?

警察から会社へ連絡がいくことは基本的にないといわれています。

 

痴漢冤罪で逮捕された後の流れ

逮捕後の流れはこちらです。

前述したとおり、ご家族が接見可能となるのは、勾留決定後です。

 

まとめ

痴漢を疑われた場合は、もし可能であれば、駅員と一緒に駅員室へ行かず、その場ですぐに弁護士を呼んで、到着を待ちましょう。

 

これができない場合は、被害者から被害を受けた状況や自分を被疑者と考える理由について質問し、これについて録音をとっておくのも有用となる可能性があります。

 

また、もしあなたの旦那さんや息子さんが痴漢冤罪で逮捕されてしまった場合、あなたにできるのはすぐに弁護士を呼ぶこと、そして支えてあげることです。

 

特に、取調べは厳しく、逮捕されてしまった方が頼れるのは、あなたと弁護士しかいません。

 

厳しい取調べや、長期の勾留で心が折れてしまい、やってもいない罪を認めてしまえば、後から覆すのは困難です。いずれにせよ、ただちに弁護士を呼んでください

 

早期に的確な弁護活動を開始することで早期の身柄解放に繋がる可能性もありますし、何より、弁護士はあなたの味方となってくれます。まずはご相談ください

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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