無免許運転で逮捕されるケース|無免許運転の罰則と逮捕後の流れ

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無免許運転で逮捕されるケース|無免許運転の罰則と逮捕後の流れ

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無免許運転(むめんきょうんてん)とは、運転免許の交付を受けていない自動車や原動機付自転車を運転することです。また、運転免許不取得はもちろんですが、運転免許停止中や失効後、有効期限切れの運転免許証所持での運転も無免許運転となります。
 
無免許運転の事故発生件数
 
少し古いデータですが、公益財団法人の交通事故総合分析センターによると、年々無免許運転による交通事故は減少しています。それでも、年間2,000件以上は無免許運転による交通事故が発生しています。こちらは、実際に事故が起きた場合のみですから、実際に無免許運転で警察から処分を受けた数はさらに上がるでしょう。
 
無免許運転には刑事罰も設けられており、場合によっては逮捕されることもあり得ます。今回は、「どのような場合無免許運転で逮捕されてしまうのか」「無免許運転で逮捕されたらどのようになるのか」「無免許運転にはどのような罰則が設けられているのか」ということについて解説していきたいと思います。
 


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 【目次】
無免許運転とは|免許不携帯との違い
無免許運転に対する罰則
無免許運転で逮捕されやすいケースと実例
無免許運転で逮捕された後の流れ
無免許運転で逮捕された後の対処法
まとめ
 

無免許運転とは|免許不携帯との違い

お伝えのように、無免許運転は運転免許を受けていない状態で自動車などを運転することです。どのようなケースが無免許となるのでしょうか。無免許と似たような内容もありますので、併せてご説明します。
 

無免許となるケース

まずは、無免許となるケースはどのような場合でしょうか。自動車運転免許を受けずに自動車を運転することはもちろんですが、以下のケースで自動車等を運転すると無免許運転となります。
 

純無免

一度も運転免許証の交付を受けずに自動車を運転することです。
 

取り消し無免

免許の取り消し後に自動車を運転することで、こちらも無免許運転となります。
 

停止中無免

免許の停止期間中に自動車を運転することも無免許運転となります。また、運転免許証の有効期限が切れた状態で運転することもこちらに当てはまります。
 

免許外運転

例えば、普通自動車免許で大型バイクを運転するなどの免許の対象外の車両を運転することも無免許運転となります。
 

無免許と免許不携帯の違い

無免許運転と関連して「免許不携帯(めんきょふけいたい)」がありますが、こちらは、免許そのものの交付は受けているものの免許を持たずに車両を運転することを言います。
 

無免許と免許条件違反の違い

また、無免許運転の「免許外運転」に似た内容に、「免許条件違反」があります。こちらは、免許条件にある「AT限定」でマニュアル車を運転したり、「中型車(8t)」限定を守らないようなことです。また、眼鏡やコンタクトレンズの着用の義務を守らないことも免許条件違反になります。
 

無免許運転に対する罰則

それでは、このような無免許運転にはどのような罰則が設けられているのでしょうか、大きく分けると「刑事罰」と「行政処分」があります。
 

無免許運転に対する刑事罰

上記でご説明したような無免許運転が発覚すると、道路交通法違反で罰則を受けることになります。道路交通法違反での罰則は【3年以下の懲役/50万円以下の罰金】です。また、無免許運転で他の違反もした場合は、罰を加重されます。
 

無免許運転を助長した人物にも罰則がある

2013年の道路交通法の改正により、無免許運転は運転者以外にも罰則を受けることになりました。無免許運転の恐れのある人物に車両を提供したり、無免許運転だと認識していて同乗していた人物です。
 
・車両提供者【3年以下の懲役/50年以下の罰金】
・同乗者【2年以下の懲役/30万円以下の罰金】

 

無免許運転の行政処分

免許停止中や免許外運転での無免許運転では、行政処分による減点も受けます。無免許運転の【減点は19点】です。
 

免許不携帯の行政処分

免許を携帯していなかった免許不携帯には、刑事罰や点数減点などの処分はありません。その代り「反則金」として3,000円が科されます(行政処分)。
 

免許条件違反の行政処分

免許条件違反の場合も刑事罰はありません。しかし、行政処分による違反減点と反則金があります。違反点数はどの車両に対しても2点の減点があります。反則金は以下の通りです。
 
・大型車:9,000円
・普通車:7,000円
・二輪車:6,000円
・小型特殊車:5,000円
・原動機付自転車:5,000円

 

無免許運転で逮捕されやすいケースと実例

いかがでしょうか。このような罰則が設けられている無免許運転ですが、場合によっては逮捕されることも十分にあります。どのような場合に無免許運転で逮捕されやすいのでしょうか。
 

以前にも同様の前科・前歴や交通違反がある場合

以前にも交通違反や無免許での逮捕歴などがある場合、反省できていないとして今回の無免許運転でも逮捕される可能性は高くなります。
 

無免許運転を常習的に行なっていた場合

無免許運転は、そのまま事故や交通違反を起こさなければ発覚もしにくく、中には数十年無免許運転をしていたというようなニュースも目にします。そのように常習的に無免許運転を行なっていたような状況で発覚すると逮捕の可能性も上がってくるでしょう。
 
もちろん、何十年という期間ではなくても、毎日の通勤で無免許運転をしていたなどもことらに当てはまります。
 

交通事故を起こし人身事故となった場合

特に、免許を全く取得したことが無い純無免許が多い10代に多いのですが、無免許運転で交通事故を起こし、さらに死傷者を出してしまった人身事故では、逮捕される可能性も高いです。
 

警察から逃走した場合

稀に失効に気付いていない人もいますが、無免許運転であるということを当然本人は自覚しています。その状態で「警察の検問などで発覚すれば逮捕されてしまう」と逃走してしまう人がいますが、逃走することによりさらに逮捕される可能性が高まります。
 

執行猶予期間中だった場合

もしも執行猶予期間中に無免許運転を行ない、発覚してしまうと、無免許運転も刑事罰がありますので、執行猶予は取り消され、実刑を受けてしまうことがほとんどです。
 

他の交通法違反や犯罪を起こしている場合

無免許運転の発覚は、道路交通法違反により発覚することも多いのですが、その違反が飲酒運転やスピード違反などの悪質であればあるほど逮捕される可能性も高まるでしょう。また、免許偽造などの他の犯罪得を行なっている場合も逮捕の可能性は高いでしょう。
 
【関連記事】
▶「公文書偽造の罪|私文書偽造との違いと罪の重さと対処法
 

無免許運転で逮捕されたニュース

それではこれらを踏まえて、実際に発生した無免許運転での逮捕のニュースをいくつか例に見てみましょう。
 

元プロ野球選手 無免許運転の疑いで逮捕

岩手県の県道の制限速度を超えて運転したとして、元プロ野球選手が逮捕されました。被疑者は、県道を速度超過で運転中に警察に停止させられ、免許停止期間中だったことが発覚しました。
 
参照:「元プロ野球選手、無免許運転の疑いで逮捕
 

無免許運転で運転の男と車提供の女を逮捕

無免許運転をした男が逮捕され、さらには車を提供した女も逮捕されたニュースです。詳細は分かりませんでしたが、このように車提供した場合にも逮捕されてしまう可能性はあります。
 
参照:「無免許運転容疑で男を逮捕、車提供の女も容疑で逮捕
 

無免許運転を3年半、職務質問では弟と偽り

無免許運転で3年半公務で車を運転していたとして北海道上ノ国町の議員が逮捕されました。また、公務で運転する際に提出する必要のある免許証のコピーを免許取り消し後のものを使っていたとして、有印私文書偽造の罪にも問われています。
 
参照:「無免許運転逮捕の上ノ国町議員 公務で3年半運転
 

無免許運転で逮捕された後の流れ

いかがでしょうか。このように無免許運転でも逮捕される可能性は十分あります。では、もしも無免許運転で逮捕されてしまったのであれば、どのような流れで刑事手続きが進められていくのでしょうか。
 

逮捕後は警察の捜査

逮捕されるとまずは警察によって捜査が行われます。警察による捜査は、逮捕されてから48時間以内と決められています。また、逮捕後すぐに当番弁護士を呼ぶことができ、一度だけ弁護士と無料で面会することができます。
 
【関連記事】
▶「無料で簡単に呼べる当番弁護士は逮捕で困った被疑者の味方
 

検察への送致

警察の捜査の次は、検察へと被疑者の身柄が移され、検察からの捜査を受けます。検察からの捜査は24時間以内となっており、逮捕されてから検察の捜査が終了するまでの合計72時間以内は原則的に弁護士以外の人物は面会できません。
 
【関連記事】
▶「接見禁止の理由と、接見禁止でも面会をするための方法
 

身柄拘束が必要であれば勾留される

検察の捜査が長引いたり、被疑者に逃亡や証拠隠滅の恐れがあるような場合は、勾留請求によってさらに被疑者の身柄は拘束され続けます。勾留期間が原則的に10日間ですが、勾留延長された場合は最大20日にまで延長されます。
 
【関連記事】
▶「勾留の与件と流れ|勾留をお防ぎ早く身柄を解放させる方法
 

起訴・不起訴

検察の捜査が終了すれば、被疑者は起訴か不起訴の処分を受けます。起訴とは、検察が裁判所に対して刑事裁判を行なうことを提起することで、99.9%が有罪となります。一方で、不起訴は無罪と同義です。また、状況にもよりますが無免許運転の場合、略式起訴で罰金刑を受けることも多いです。
 
【関連記事】
▶「起訴と不起訴の違いと不起訴処分を獲得するためにできること
▶「略式起訴はすぐに釈放される|概要とメリット・デメリット
 

無免許運転で逮捕された後の対処法

無免許運転で逮捕されてしまうと、以上のような流れで刑事手続きがされていきますが、どのような対処法が取れるのでしょうか。こちらでは、無免許で逮捕された後の対処法について解説していきます。
 

まずは本人が心から反省すること

無免許運転では、被害者がいなくても成立する罪ですので、刑事事件の弁護活動で典型的な示談交渉をすることができません。無免許運転での罰則を軽減させるための対処法としては、本人がきちんと心から反省することです。
 
反省を示す方法としては、反省文を書いたり、使用していた自動車を売却したり、贖罪寄附(しょくざいきふ)を行なったりします。
 

情状証人を設ける

また、状況によってはご家族や職場の方に情状証人になってもらう方法も有効です。情状証人とは簡単に言うと、刑事裁判で被疑者に対して寛大な処分を求めて被告人の監督などを宣言してもらう人です。
 
例えば、釈放後は自動車のカギを使わないように管理したり、職場の方であれば自動車を必要とする部署から移すようなことを宣言してもらいます。このことにより、量刑にも影響があります。
 

まとめ

いかがでしょうか。無免許運転でも逮捕される可能性は十分にあります。「ばれなければいい」と思っていてもいずれ発覚してしまう時が来てしまうでしょう。無免許運転は直ちに止めましょう。
 
もしも無免許運転で逮捕されてしまったのであれば、まずは弁護士に個別に相談してみることをおすすめします。刑事事件ではスピードが命です。早い対応を心掛けて下さい。
 

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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。

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