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2chの書き込みで逮捕される?逮捕後のリスクと対処法を解説
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2018.9.13
その他 弁護士監修記事

2chの書き込みで逮捕される?逮捕後のリスクと対処法を解説

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2ch(現在は5chに変更、以下2ch)への書き込みが原因で逮捕された場合は、すぐに弁護士に相談しましょう。もし逮捕されてしまった場合、家宅捜索でパソコンを押収され、中身を確認されるのが通常です。

 

また、長期の身体拘束を受けた場合員は、職を失う可能性があります。さらに、事案によっては実名報道されてしまうなどもあり得ます。

 

この記事では、2chへの書き込みで逮捕されてしまった場合の対処法から、弁護士の弁護活動、問われる罪、逮捕事例などをご紹介します。

2chへの書き込みで逮捕された場合の対処法

ここでは、2chへの書き込みで逮捕された場合の対処法をご紹介します。

弁護士に相談する

逮捕されてしまった場合、弁護士に相談するのが得策です。逮捕された場合、以下のことが考えられます。

 

  • 家宅捜索でパソコンを押収され、中身を確認される
  • 10~20日勾留される可能性がある
  • 仕事を解雇される可能性がある
  • 実名報道される可能性がある
  • 起訴されて有罪判決が下される可能性がある

 

弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

 

  • 捜査対応について法的な助言してくれる
  • 適切な弁護活動で早期に身柄解放される可能性がある
  • 被害者との示談交渉を依頼できる

 

『刑事事件弁護士ナビ』は、数ある弁護士の中から、刑事事件を担当した実績のある弁護士を掲載しています。通話料は無料ですので、まずはご相談ください。

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被害者と示談する

もし、逮捕されてしまった場合は、被害者との示談をおすすめします。被害者との示談成立は、当事者間では事件が解決したものと評価され、その後の刑事処分に有利に働く可能性があるからです。

 

ただし、被害者が示談に応じてくれないといったこともあり得ます。弁護士に依頼することで、上手に交渉し、示談が成立する可能性を高めることができるかもしれません。

 

【こちらの記事も読まれています】

刑事事件加害者の示談|示談をする3つのメリットと注意点

 

2chの書き込みで逮捕された場合問われる罪

2chに書き込んだ場合に問われる罪はこちらです。

 

名誉毀損罪

3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金

侮辱罪

拘留または科料(1,000円以上9,999円以下の罰金)

著作権法違反

5年以下の懲役または500万円以下の罰金など違法行為によって異なる

脅迫罪

2年以下の懲役または30万円以下の罰金

業務妨害罪

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

 

例えば、以下のような書き込みをした場合、名誉棄損や侮辱罪に問われる可能性があります。

 

  • 相手の社会的評価を低下させるような内容
  • 相手を侮辱した書き込み

 

他人の著作物や、販売されている本の内容をアップロードすれば、著作権法違反に該当するでしょう。

 

相手に対して殺害予告をすれば脅迫罪、お店などに対して爆破予告などを行い、業務に支障が生じれば業務妨害罪が成立することも考えられます。

 

2chに書き込んで逮捕されるケース

2chへの書き込みで逮捕された実例は多く存在しますので、実際に逮捕される可能性があることはご存知でしょう。例えば、以下のような場合、犯罪として立件され、逮捕される可能性もあります。

 

  • 犯罪要件を満たしている
  • 被害者から被害届や訴えがある
  • 悪質である、影響が大きい

詳しく解説します。

犯罪や逮捕の要件を満たしている

犯罪の成立には構成要件を、逮捕には逮捕要件をそれぞれ満たす必要があります。

 

犯罪の構成要件とは?

例えば名誉毀損罪の場合、『公然』と『事実を摘示』して相手の名誉を毀損するという条件を満たせば、名誉毀損罪が成立することになります。

 

この『公然』は、不特定または多数が認識可能な状態、『事実を摘示』は相手の社会的評価を低下させる具体的な内容を示すことです。

 

つまり、不特定または多数が認識可能な場所で、「〇〇は不倫をしている」などと摘示すれば、事実か否かを問わず、相手の社会的評価を低下させたとして名誉毀損罪が成立します。

 

【関連記事】

名誉毀損で逮捕されるケース|刑事と民事の名誉毀損の違いと対処法

脅迫罪とは?逮捕されてしまった場合の対応法

威力業務妨害とは|業務妨害に関する罪と刑法での罰則や例

 

また、別の事例で、例えば『〇月〇日、〇時に〇〇を爆破する、〇〇学校の生徒を刺す』と書き込むことで学校業務に支障を生じさせれば、業務妨害罪が成立します。

 

被害者から被害届や訴えがある

犯罪が親告罪の場合、被害者が告訴することで犯罪として立件されます。例えば、著作権法違反・名誉毀損罪・侮辱罪などが親告罪に該当します。

 

【関連記事】親告罪の仕組みと該当の罪一覧|親告罪では示談が有効

 

悪質である・影響が大きい

犯罪の要件を満たし、かつ、悪質である、影響が大きい場合、逮捕されることが考えられます。

 

書き込みが原因で逮捕された事例

ここでは書き込みが原因で逮捕された事例をご紹介します。

人気声優の殺害予告で逮捕

人気声優に対し殺害予告をしたとして、高等専門学生の男性が、威力業務妨害罪で逮捕されました。男性はスマホから2chに、『絶対ぶっ殺す』と書き込んだとされています。

 

また、男性はこのほかにも、同声優に対し20回ほど中傷したと供述しているそうです。

 

【参考】ハフポスト|声優・上坂すみれさんを「2ちゃんねる」上で殺害予告容疑 山形の高専生を逮捕

 

2chに「小女子焼き殺す」と書込み逮捕

実在する学校名で「小女子を焼き殺す」と書き込んだ男性が逮捕されました。男性は「小女子はこうなごと読む小魚の意味で、殺害予告には当たらない」と否認していたそうです。

 

2008年の事件ですが、その後も同様の予告をした別の男性が逮捕されています。

 

【参考】ITmedia NEWS|「本当に逮捕されるか実験です」――2chでまた「小女子焼き殺す」予告

 

まとめ

まとめますと、2chに書き込んだ内容が以下に当てはまる場合、逮捕される可能性が考えられます。

 

  • 書き込んだ内容が悪質である
  • 実害が出ている
  • 被害者が被害届を出すなど訴えている
  • 影響がある

 

警察は捜査を行い、発信者を特定した上で、逮捕を行うでしょう。そのため、数ヶ月後「忘れた頃に警察が訪ねてきた…」なんてケースもあるでしょう。

 

場合によっては、そのまま起訴されて有罪となり罰金刑が科せられる、前科がつくといったこともあり得ます。また、名誉毀損などは刑事罰だけではなく、相手から損害賠償請求されるリスクもあります。

 

このように、不穏当な書き込みは、さまざまな法的責任を追及される原因となりえます。もし、不安があるようであれば、今後は軽い気持ちで書き込まないことが一番です。

 

逮捕されてしまった場合は、警察にお願いして『当番弁護士』を呼んでもらいましょう。

 

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この記事を監修した法律事務所

Thum_umezawa
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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