置き引き初犯は、示談が成立していれば不起訴になりやすいです。
ですが、示談交渉を当事者同士で行うとトラブルも多く、極めて困難なことが多いでしょう。
弁護士に間に入ってもらい、スムーズに示談交渉を進めてもらうのが、不起訴獲得への一番の近道といえます。
お住いの地域から刑事事件が得意な弁護士を検索し、示談の依頼をしましょう。
置き引き初犯の場合、どのような処分を下されるのでしょうか?
この記事では、次の3点についてご説明します。
逮捕・在宅事件になっている方は、今後の見通しを立てる上での参考にしてみてください。
起訴される前に対応を
置き引き初犯は、示談が成立していれば不起訴になりやすいです。
ですが、示談交渉を当事者同士で行うとトラブルも多く、極めて困難なことが多いでしょう。
弁護士に間に入ってもらい、スムーズに示談交渉を進めてもらうのが、不起訴獲得への一番の近道といえます。
お住いの地域から刑事事件が得意な弁護士を検索し、示談の依頼をしましょう。
刑事事件が得意な弁護士を探す ※無料相談・休日相談・即日面談が可能な 法律事務所も多数掲載! |
|
北海道・東北 |
|
関東 |
|
北陸・甲信越 |
|
東海 |
|
関西 |
|
中国・四国 |
|
九州・沖縄 |
置き引きの初犯と一口にいっても、その行為が「占有離脱物横領罪」にあたるのか、それとも「窃盗罪 」にあたるのかで量刑は少しずつ変わってきます。
それぞれどのように変わるのか、弁護士法人プラム綜合法律事務所の梅澤弁護士に見解をうかがいました。
※犯行の内容によっても量刑は左右されますが、今回は、下記のケースを想定しています。 ・落ちている財布を自分のものにする ・放置されている自転車を持ち去る |
続いて、置き引きの量刑にはどんなことが影響するのでしょうか。
あわせて弁護士にうかがいました。
考慮される要因は下記の4つです。
・内容
・被害額
・被害弁償の有無
・前科の有無
では、置き引きについて弁護士に相談したほうがよい人とは、どんな人なのでしょうか。
ここからは、置き引きの初犯について弁護士に相談すべきなのはどういうケースなのかを紹介します。
置き引きでご家族が逮捕されてしまっている場合、早々に弁護士へ相談したほうがよいでしょう。
逮捕され、身柄拘束をされると、その後は捜査機関から取り調べを受けますが、弁護士のアドバイスなしに警察の取調べに応じてしまうとリスキーなケースもあります。
例えば、逮捕されれば、気が動転してしまうのは当然でしょう。そんな状態で取調べに応じてしまうと、やってもいない行為を認めてしまうなどの危険は否定できません。
弁護士のアドバイスを受けることで、このような事態を回避できるかもしれません。
置き引きの初犯で在宅事件になっている場合、起訴されるかの判断が出るまでに時間がかかります。
在宅事件は身柄事件と比べて明確なリミットがありませんので、特に何の手も打たないまま時を過ごしてしまうこともあるかもしれません。
ただ、不起訴などを希望するのであれば、このような漫然とした対応をするよりも、弁護士に依頼して積極的に示談対応を行ってもらうほうがベターです。
【関連記事】起訴されると99.9%の確率で有罪|不起訴処分となる3つのポイント
逮捕後に起訴されることになれば、統計上は、高確率で有罪となり前科がついてしまいます。
前科をつけたくない場合は、起訴を回避するのが最も近道です。
置き引きの初犯の場合、示談交渉をすることで不起訴になる可能性が高いことは、前述の通りですので、積極的に示談を進めることが適切と言えます。
ただし、示談交渉は当事者間で行うよりも、弁護士に依頼するほうがよいでしょう。
弁護士に依頼せずに示談交渉をするのも不可能ではありませんが、トラブルになることも多く、そう簡単なことではありません。
経験豊富な弁護士に任せたほうが、スムーズに示談交渉を進めることができます。
【関連記事】
刑事事件の示談を弁護士に依頼するメリット|選び方や費用相場も解説
弁護士へ依頼をするには、費用がかかります。
前科がつくのが嫌でも、費用を捻出できないからと依頼をためらってしまう人もいるでしょう。
しかし、前科がつくことによるデメリットは想像以上に大きいものです。今後生活していくうえで、避けるに越したことはありません。
以下の記事では、弁護士費用に悩んでいる方へ向けた依頼方法も紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
【関連記事】
置き引きは、正式には遺失物等横領罪や占有離脱物横領罪と呼ばれます。
例えば、落し物を自分のものにしたり、捨てられている物を持ち去ったりする行為を指し、内容次第では窃盗罪と評価されることもあります。
置き引きの初犯で、占有離脱物横領罪と評価された場合、通常は5~10万円程度の罰金、示談が成立していれば、不起訴となる可能性が高いです。
また、窃盗罪と評価された場合は、初犯という前提であれば、10万円〜30万円程度の罰金、示談が成立していれば、やはり不起訴となる可能性が高いでしょう。
置き引きをしてしまう人は罪の意識がないことも多く、「逮捕されるとは思っていなかった」という人も珍しくありません。
比較的軽微な犯罪とされる置き引きですが、初犯とはいえ、起訴されて前科がつけばさまざまなデメリットがつきまとうことになります。
置き引きの初犯で逮捕されたり、起訴されたりしそうになっている方は、ぜひこの記事を参考に、弁護士への依頼を検討してみてください。
【ご家族の逮捕、最速翌日釈放実績あり◆接見希望のご予約ダイヤル◆痴漢・盗撮等の対応実績100件以上◆秘密厳守◆ご家族の逮捕は72時間以内の初期対応が重要◆不起訴に向けてスピード対応《詳細は写真をクリック》
事務所詳細を見る【加害者側のみ無料相談】 #90%の示談成立実績#逮捕回避に精通 #示談して欲しい!#嫌疑を晴らしたい! #後日逮捕を回避したい#直ぐに釈放して欲しい 弁護士12名が絶対に諦めない弁護でご要望に応えます。
事務所詳細を見る【即日対応◆弁護士直通電話◆初回相談0円】逮捕直後/警察から呼出を受けた直後◎◆詐欺/横領・窃盗/万引き・暴行/傷害・盗撮/痴漢・児童ポルノ・薬物など◆実績豊富な事務所が、スピード対応<<解決事例をクリック>>
事務所詳細を見るこの記事では、万引きをして検察から呼び出しを受けた方向けに、検察庁に行く際の準備や注意点、不起訴になるためにできることなどをくわしくご紹介します。ま...
窃盗のような被害者の存在する犯罪では、加害者の反省を現す行為の一つとして、謝罪文や反省文を被害者宛に送ることがよくあります。この記事は窃盗事件を念頭...
万引や自転車泥棒などは、窃盗罪に該当します。窃盗罪も立派な犯罪ですから、起訴された場合さまざまなリスクがあるのです。
自転車の窃盗は、「自転車泥棒」、「チャリパク」などと呼ばれ、立派な犯罪でありながらもそうでないかのように見られることがあります。しかし、窃盗罪も犯罪...
万引は現行犯逮捕されるイメージがありますが、もちろん現行犯以外で逮捕される事例もあります。現行犯以外の方法で逮捕される理由と、実際に逮捕された事例に...
置き引きは、正式には遺失物等横領罪や占有離脱物横領罪と呼ばれるれっきとした犯罪です。場合によっては窃盗罪と評価されることもあります。この記事では、置...
息子さんが万引きをしてしまった際に、親御さんが対応するべきことを解説します。今後起こり得ることや、弁護士を呼んだほうがいい場合などについても解説する...
万引きで示談交渉をしたいけれど、そもそも示談とは何なのか、示談はどうすればいいのかと疑問が尽きませんよね。この記事では、万引きにおける示談の意味とメ...
強盗罪の初犯の量刑はどのくらいなのでしょうか。この記事では、強盗罪の初犯の量刑相場、強盗初犯の裁判事例、強盗初犯の逮捕後の流れと処分の傾向などを解説...
窃盗罪の示談金に相場はあるのでしょうか?この記事では、窃盗罪の示談金の相場、示談金が決まる基準、知っておきたい示談の効果、示談の流れや示談書、タイミ...
逮捕されて有罪になると前科が付きますが、前歴というものもあり、こちらは逮捕されただけで付きます。前科は間逃れても前歴が残ると今後の生活にどう支障がで...
「万引きで逮捕される?後日逮捕?実刑が下される?」など疑問は尽きませんよね。この記事では、万引きで逮捕されるケースや後日逮捕、未成年者の場合など、逮...
クレプトマニアとは、窃盗症とも呼ばれ、利益目的の窃盗ではなく、窃盗行為自体を目的として窃盗を繰り返してしまう精神障害の1種です。この記事ではクレプト...
この記事では、窃盗罪になる行為や該当した場合、どのような罰則を受けるのか、逮捕されたときに弁護士ができることなどについてわかりやすく解説します。
親族相盗例とは親族間における犯罪の特例のことを言います。この記事ではどのような犯罪、どの親族の間で親族相盗例が適用され、親族相盗例で刑事告訴された場...
窃盗罪初犯で逮捕された場合は、被害者との示談が有効です。この記事では、窃盗罪初犯の場合実刑判決が出るのか?起訴された場合の罰金や懲役はどうなるのか?...
他人のものを許可なく自分のものにする行為は「窃盗罪」に該当します。他人の自転車を勝手に使ったり、家族のお金を盗む行為も、状況によっては窃盗罪に。この...
強盗罪(ごうとうざい)とは、脅迫や暴行などを利用し、他人の財物を奪い取る罪です。脅迫・暴行などの不法行為を行い、さらに人の物を奪う犯罪として、刑罰も...
万引は現行犯逮捕されるイメージがありますが、もちろん現行犯以外で逮捕される事例もあります。現行犯以外の方法で逮捕される理由と、実際に逮捕された事例に...
窃盗罪の示談金に相場はあるのでしょうか?この記事では、窃盗罪の示談金の相場、示談金が決まる基準、知っておきたい示談の効果、示談の流れや示談書、タイミ...
置き引きは、正式には遺失物等横領罪や占有離脱物横領罪と呼ばれるれっきとした犯罪です。場合によっては窃盗罪と評価されることもあります。この記事では、置...
強盗罪(ごうとうざい)とは、脅迫や暴行などを利用し、他人の財物を奪い取る罪です。脅迫・暴行などの不法行為を行い、さらに人の物を奪う犯罪として、刑罰も...
親族相盗例とは親族間における犯罪の特例のことを言います。この記事ではどのような犯罪、どの親族の間で親族相盗例が適用され、親族相盗例で刑事告訴された場...
この記事では、万引きをして検察から呼び出しを受けた方向けに、検察庁に行く際の準備や注意点、不起訴になるためにできることなどをくわしくご紹介します。ま...
ひったくりとは、荷物を持った歩行者に後ろから近づき、荷物を奪い取って逃走する行為です。行為が発覚した場合、窃盗罪で逮捕されることが多いです。この記事...
万引や自転車泥棒などは、窃盗罪に該当します。窃盗罪も立派な犯罪ですから、起訴された場合さまざまなリスクがあるのです。
息子さんが万引きをしてしまった際に、親御さんが対応するべきことを解説します。今後起こり得ることや、弁護士を呼んだほうがいい場合などについても解説する...
強盗罪の初犯の量刑はどのくらいなのでしょうか。この記事では、強盗罪の初犯の量刑相場、強盗初犯の裁判事例、強盗初犯の逮捕後の流れと処分の傾向などを解説...
下着泥棒とは、ベランダなどに干してある下着やコインランドリーの乾燥機内にある下着などを盗む行為を言い、刑法上は窃盗罪に該当しますが、収集癖のある変態...
窃盗罪初犯で逮捕された場合は、被害者との示談が有効です。この記事では、窃盗罪初犯の場合実刑判決が出るのか?起訴された場合の罰金や懲役はどうなるのか?...
置き引きで逮捕された場合どうなってしまうのでしょうか。この記事では、置き引きで逮捕された場合の対処法から、逮捕後の処分、逮捕事例、行った状況で異なる...
他人のものを許可なく自分のものにする行為は「窃盗罪」に該当します。他人の自転車を勝手に使ったり、家族のお金を盗む行為も、状況によっては窃盗罪に。この...